名誉会長・会長挨拶

清明学園同窓会の今・・・

令和6年1月
名誉会長 浅野輝一
 清明学園同窓会が藤井俊一会長はじめとした多くの役員の方々のお力添えにより、卒業生の絆、交流が大きく広がり深まってきていることに大変感動しております。
 2022年には、コロナ禍で延期されていました「90周年記念式典」を、多くの卒業生や来賓の方々のご参加を頂き賑やかに行うことができました。
 2023年11月には、「第2回清明トンボ会」が開催され、卒業生110名ほどが参加され。旧交を温めておられました。この会では、初等部4、5年生中心の「とんぼっこ合唱団」の明るい歌声や、大小合わせて7台の和太鼓による「和太鼓クラブ」の勇ましい音が会場に響き渡りました。また、卒業生によるピアノ、ヴァイオリン、ビオラの美しい三重奏も披露して頂き、在校生と卒業生が一体となり華やかな会となりました。
 昨年末、清明学園同窓会の再出発に多大なるご尽力を頂いた藤井俊一会長が退任され、新会長に橋本繁樹氏が就任されました。
 前会長藤井俊一氏は、常に「清明学園は永遠なり」の言葉を卒業生はもとより、全ての学園関係者に伝えてくださいました。
 また、創立者濱野重郎先生の教育哲学は、「子ども一人ひとりが持っている力を見つけ出し、その力を思う存分伸ばす」というものであります。
 私たち全教職員は、これからもこのお二人の想いを目標として進んで参ります。
 会員の皆様におかれましては、今後とも清明学園同窓会の益々の発展のためにご協力、ご尽力くださいます様、よろしくお願い申し上げます。

会長就任に当たって

令和6年1月
会長 橋本繁樹
 会長を仰せつかりました橋本です。あまりの大役に身の縮む思いでおりますが、濱野重郎 先生、濱野好郎先生から直接ご薫陶を頂いた一人として、少しでも恩返しをしたいと考えております。

 現在清明学園では、濱野重郎先生の教育理念である「子どもとともに生きる」の実践に日夜大変なご努力をされております。「清明学園 is forever (清明学園永遠なり)」を活動のテーマにしている同窓会は、更なる教育の充実を目指している学園の発展に寄与することを、役員一同肝に銘じて進んでまいります。そして、元気で明るい子供たちでいつも教室や校庭が溢れることを願っております。

 昨年(令和5年)11月には同窓会の重要イベントである「第2回清明トンボ会」を開催し、多くの同窓生の方にご来場いただいて、楽しく充実したひとときを持つ事ができました。ご来場の皆様、そして裏方としてご協力を頂きました学園の多くの先生方に、心よりお礼申し上げます。学園の教育活動を支援する立場の同窓会活動にも、日頃から浅野理事長を始め学園の先生方にはお忙しい中にも拘わらず、ご協力・ご支援を頂いていますこと、重ねてお礼申し上げます。

 一方、同窓会は同窓生相互の交流・親睦の推進を目指して、会の活動や学園の情報を皆様にお伝えする「トンボ通信」・「ホームページ」の充実、クラス会補助金の支給などの活動、更には学園の教育環境の充実に資するための「トンボ募金」などの活動を強化して参りますので、どうぞ同窓生の皆様の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 最後になりましたが、平成8年(1996年)五反田ユーポートで懇親会が開催されたのち 20年余り、活動が中断していた同窓会の再立上げに当たり、会長として先頭に立ってここまで引っ張っていただいた前会長藤井俊一様のご尽力・ご貢献に、厚くお礼申し上げます。

名誉会長就任にあたって

平成30年12月
名誉会長 浅野輝一
 清明学園卒業生の皆様におかれましては、益々ご健勝にてご活躍のことと思います。
 学園にとりまして今年度は大きな出来事がございました。
 平成30年8月、40余年という長きに亘り学園の理事長という重責を担ってこられました濱野富美子理事長がご逝去されました。
 先生のご功績やお人柄を偲んで9月22日、学園の講堂で「お別れの会」を開催致しました。
 その際にはお忙しい中にも関わらず、また年令を問わず、数多くの卒業生や親しい関係の方々の臨席を仰ぎ、改めて清明学園の長い歴史を感慨深く思い起こしました。
 祭壇の立派なご遺影から、濱野先生がご出席の方々に「これからも学園のことをよろしくお願いしますね。・・・」と優しくほほえまれ語っておられるように思いました。
 濱野先生は同窓会の名誉会長をなさっておられましたので若輩者ですが、私が先生の跡を引き継がせて頂くことになりました。
 何分力量不足ですが、藤井会長はじめ理事の方々のお力添えを頂き、同窓会の益々の発展のために努めて参りたいと思います。
 会員の皆様方にはこれまで同様、ご協力ご尽力下さいます様、心からお願い申し上げます。

濱野重郎先生の教え

平成30年6月
会長 藤井俊一
 清明学園は2年後オリンピックの年に90周年を迎えます。
 濱野重郎先生が時間と空間を超え、今に生きているのは、清明学園で学んだ我々OB・OGの幸運です(清明学園is forever=清明学園は永遠なり)。 清明学園に学んだということは、我等生涯の一大事件です。同窓の友を持ち同窓会を開き、4年に1回のトンボ会に参加し重郎先生の思い出・教えを懐かしみ、世代を超えた卒業生・多くの先生方と語ることは、我等とんぼっ子全員の幸福です。

 昨年の11月19日の日曜日に第1回のトンボ会を、先生方のご協力のもと、開催することができました。165人の卒業生が集合しました。75歳を過ぎた先輩・同窓、そして次の世代の後輩の友の多くが日本の高度成長期を支えた強者とその強者を支えあったOB・OGという事です。全員が異口同音にここで学んで良かった、重郎先生の教えが卒後長年に亘り心にあり、その影響を強く受け生きてきたと言っていたように思えます。

 重郎先生の教えは一言で言えば、科学・数学なども重要だが、同時に教養教育(リベラルアーツ)に力を入れられた。自分の強みを考え、教養を身につけていなければ間違った方向に進んでしまうリスクがあると教えられたと思っています。そして、謙虚であれ、自分より優れた他人の人がいるはずなので、分らない事は教えてもらいなさいと。

 今の時代は大きく変化しグローバル化しています。60年前の時代とは変化の早さが違います。ただし、重郎先生の教えは普遍です。AIの時代であっても、無から有を生み出すイノベーションは教養・人柄・そして知性を備えた人間なしにはあり得ない、同窓会で世代を超え語り合いなさい、と言っているように思えてなりません。

清明学園同窓会再出発にあたって

平成29年6月
初代名誉会長 濱野富美子
 清明学園卒業生の皆様にはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。

 清明学園の同窓会活動は長年同窓会のためにご尽力いただきました安田寛基会長が平成26年にご病気で他界され会長は不在となっており、また同窓会としての活動も平成8年、五反田の「ゆうぽうと」で開催された懇親会を最後に活動も停滞しておりました。
 学園と致しましては多くの卒業生の方々のためにも同窓会組織を再構築する責任があると判断し、平成28年7月に有志の方に同窓会再構築のお声掛けを致しましたところ快くお引き受けいただき『清明学園同窓会再構築準備委員会』 (以下「再構築準備委員会」と記す)を立ち上げることになりました。

「再構築準備委員会」では本年2月までに20数回の会議を重ね、平成28年11月には各学年単位でのまとめ役として学年連絡担当者を決め、第一回の会議を開催し30数名が参加され再構築に向け熱心な討議がおこなわれました。
 現在まで空席となっておりました同窓会会長には藤井俊一委員に、副会長には橋本繁樹委員にお願いを致し、準備委員会全員の同意並びにご本人の快諾も得られましたのでこの度新たに、会長及び副会長の任に当たっていただくことに致しました。

 今後「清明学園同窓会」活動を充実し円滑に機能させるためには広報活動並びに同窓生との相互連絡の手段の一つとしてホームページを作成することと致しました。
 何卒清明学園同窓会発展のためにお力添えご協力をよろしくお願い申し上げます。

《このお言葉は初代名誉会長が同窓会再発足にあたってお寄せいただいたものです。尚、初代名誉会長は平成30年8月20日、88歳でご逝去されました。》

清明学園同窓会再出発にあたって

平成29年6月
会長 藤井俊一
 1930年(昭和5年)に創立された母校清明学園は、もうすぐ90年の歴史を刻もうとしております。創立者濱野重郎先生の教育理念「子供と共に生き、子供を生かし、子供を通して生きる。」に根ざし一人ひとりの子供のよさを見つける「子供が主役」の教育の許、我ら5200人を超える卒業生が学園を巣立ちました。

 卒業生をはじめ保護者の皆様など支援をして下さった多くの方々の時代を超えた絆のおかげで、清明学園は発展を続けており、卒業トンボっ子として心より敬意を表したいと思います。

 全てのトンボっ子は、一生を振り返る時、いつも思い出す温かい巣立ちの場所「清明学園」へ同窓会を通して安心して帰りたいと思っております。

 本年4月1日に再構築された新生同窓会は同窓会活動をより活性化させ「清明学園 is forever・清明学園は永遠なり」をテーマとし、併せて卒業生相互の親睦をより厚くするよう、又より良い未来へバトンタッチ出来るように努力して参ります。

 今後とも皆様トンボっ子のご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。